エッセンシャルオイルとキャリアオイルの違いを知って化粧品を作ろう！

このページの編集部からお知らせです。

エッセンシャルオイルとキャリアオイル。名前がよく似ているので違いがわからず混同してしまっている方も多いと思います。

エッセンシャルオイルとキャリアオイルはそれぞれ沢山の種類があり、使い方もそれぞれです。

女性の場合は肌トラブルも人それぞれなので、肌トラブル別のブレンド方法についてもご紹介しています。

このページの「目次」はここです。

エッセンシャルオイルとキャリアオイルの違いは？

こんにちは！
アロマリストのマギーです。

エッセンシャルオイルとは、どのようなものでしょうか。またキャリアオイルってこれも良くわからない方に解説します。

エッセンシャルオイルは、植物の香り成分を抽出した100％天然の揮発性オイルです。

エッセンシャルオイルは原料となる植物によって異なる香りがあり、現在約300種類もあります。
特有の香りと機能を持ち、アロマテラピーの基本となるものです。

エッセンシャルオイルは、他の呼び名として「精油」「アロマオイル」と呼ばれています。
呼び名は違っても、すべて同じものです。
※「アロマオイル」だけの表示よりも「エッセンシャルオイル」か「精油」も表示されているのが本物です。

「結局、エッセンシャルオイルってどういうの？」と思った方へ注意点：

エッセンシャルオイルは非常に濃度の高いもので、直接肌に付くとかぶれてしまうことがあるほどなので、エッセンシャルオイル単体で直接肌につけないでください。

また、大量に出てしまわないようにドロッパーという中栓が付いています。
どんなに振ってもポタっと1滴しか出ないようにしています。

エッセンシャルオイルは、非常に濃度が高いため、単体で使うことはありません。

アロマディフューザーという機材に水とアロマオイルを数滴入れ、部屋の芳香剤に使います。
また、スプレーボトルに水とアロマオイルを数滴入れ、床やトイレ掃除に使ったりもします。

植物から抽出された植物油の中でも、マッサージやボディケアなどに使われる肌に付けることができる植物油をキャリアオイルといいます。

エッセンシャルオイルには、肌に良い成分が凝縮されていますがそのままでは使えません。
肌に成分を運ぶ（＝carry）するために必要なのがキャリアオイルです。

エッセンシャルオイルを効率よく肌へ浸透させるために必要なのがキャリアオイルなのです。

キャリアオイルは、他の呼び名として「ベースオイル」「ピュアオイル」と呼ばれています。呼び名は違っても、すべて同じものです。

「結局、キャリアオイルってどういうの？」と思った方に注意：

間違わないためにも覚えておくことは。
植物油なら、スーパーに売っているオリーブオイルやグレープシードオイル、今流行のココナッツオイルもキャリアオイルとしてマッサージオイルとして使えると思う方もいると思います。

しかし、スーパーの油コーナーで売っている植物油はあくまでも食用です。
肌に付けないようにしましょう。

キャリアオイルは肌につけて使います。

その使い方は、クレンジング、マッサージ、肌の保湿、髪のパサつきケアなど用途は様で全身のケアに使うことができます。

したがってキャリアオイルは単体で肌につけて使うことができます。

香りを楽しみたかったり、エッセンシャルオイルの成分を肌に浸透させたい場合はエッセンシャルオイルを数滴たらして混ぜてから使う事も出来ますよ。

キャリアオイルには種類がたくさんあります。

どのような種類の植物油があるのか、代表的な４種類のキャリアオイルを効能と共にご紹介していきましょう。

キャリアオイルはとにかく全身で使えます。
スキンケアからはじまり、頭皮や足先まで使えるオーガニックな化粧水として好評です。

このキャリアに自分好みのエッセンシャルオイルをブレンドすることによりオリジナル・キャリアオイルが作れるのです。

ホホバオイル
さらりとしていて滑りがいいオイルで、全ての肌質の方に使えます。
スキンケアやヘアケアに使用できます。
日焼けやニキビなどの炎症した肌に塗ると炎症が抑えられます。
グレープシードオイル
さらりとして肌のなじみがいいオイルで、敏感肌、乾燥肌、脂性肌の方におすすめです。
全身のトリートメントによく使われます。
スイートアーモンドオイル
やや粘着力があり、ゆっくりと肌に浸透していくオイルで全ての肌質の方におすすめです。
赤ちゃんにも使えるオイルなので、敏感肌の方の保湿にいいでしょう。
手作り化粧品の材料にもよく用いられています。
ローズヒップオイル
粘りが高く、ドロッとしたオイルで乾燥肌、老化肌、アレルギー肌の方におすすめです。
しわ予防、シミの改善、美白になりたいなどのアンチエイジングをしたい方が美容オイルとして用います。