生活の木でアロマのエッセンシャルオイルディフューザーといえば「アロモア(aromore)」ですが、おすすめの使い方をためしてまとめてみました。
口コミの評判でも評価が高い低いと分かれているアロモアを実際に使ってみて感想を本音で教えます。
また、アロマオイルディフューザーって「アロマオイルやお手入れや音の問題」も多くアロモアでも話題になっています。
事実はどうなんでしょうか?
使ってみてわかったこと!をズバリお答えします。
生活の木アロモアの使い方!おすすめとボトルの扱いは?
アロモアはオイルディフューザーです。
オイルディフューザーというのは、アロマオイルを微粒子にして空気で拡散させる機械です。
通常のオイルディフューザーはガラスのポットがあって、そこにアロマオイルを入れて使用するのですが、アロモアは移し替えいらずです。生活の木のボトルのみになりますが、ボトルのまま使用できるので、とにかく使い方が簡単です。
口コミで「使い方が簡単」という評価が多いのもこの性能のおかげかもしれませんね。
アロモアの使い方
アロモアはウッド、シルバー、ライトパープルがあります。私はライトパープルを選びました。
箱の中には、本体、30mlボトル(お掃除用)、ACアダプタ、USBコードが入っていました。エッセンシャルオイルセットの物を購入したので、30mlのエッセンシャルオイルも写っています。
アロモアは、有効芳香空間が約6~40畳ととても広いです。それほどパワフルなのに本体は驚くほどコンパクトです。手のひらにすっぽり治ります。
350ml缶と並べるとこんな感じです。
本体を上から見ると、電源ボタンやTIMERボタンがあります。
下側は、こんな感じです。コードを通す溝もあります。
カバーを開けると、ノズルキャップがありました。
このノズルキャップをアロマオイルのボトルに取り付けます。アロマオイルの蓋とドロッパーを外します。
ノズルキャップを取り付けます。蓋を閉めるように回すと付けられました。
そのまま本体に戻します。
カバーを戻して、電源ボタンを押します。押すと青く光りブィーンと音がしました。
左側はMODEボタンです。強と弱が選べます。弱は10秒稼働50秒休止、強は20秒稼働40秒休止です。
右側はTIMERボタンです。ボタンを押すごとに30分、60分、120分後に自動で停止します。タイマーを設定しない場合には約8時間後に停止します。
稼働中は本体下部が青く光ります。
休止中は消えています。電源ボタンは常に青く光っています。
アロモアの取扱説明書から仕様をまとめました
アロモアの取扱説明書の仕様に、独自にためして調べた内容を加えてまとめてみました。
項 目 | aromore アロモア |
---|---|
商品名 | aromore(アロモア) エッセンシャルオイルディフューザー |
ディフューザー方式 | ネプライザー式 (振動噴霧) |
サイズ | 横63mm 縦120mm 高さ137mm |
重 量 | 約445g(本体のみ) |
適用床面積 | 推定:6畳~40畳 |
材 質 | アルミニュウム ポリプロビレン |
オイルビン容量 | 生活の木30ml/10mlを使用推奨 無印良品の精油ビン使用可 ➡但し、30mlボトルのみ10mlは使用不可※1 |
強弱調整 | 強弱2段階切り替え (強:20秒運転40秒停止) (弱:10秒運転50秒停止) |
タイマー | オフタイマー:(0.5h、1h、2h、自動OFF) |
その他 | 消し忘れ防止8時間切りタイマー 電源コード180㎝ AC/USB兼用 切り替えノズルキャップ:別売りあり |
※1もし万が一それが原因によって故障、損傷した場合には保障の対象外になるので試される場合には自己責任でお願いします。
アロモアのおすすめの使い方
アロモアは6畳~40畳の部屋が対応ということですが、とても香りの拡散力が高いので「おすすめの使い方」として。
約8畳の部屋だと「弱で1時間」の作動で十分に香りが広がります。
約15畳の部屋では「弱だと2時間、強だと1時間」ぐらいの作動で香りが広がりました。
香りが濃いので、超音波ディフューザーと違って機械を止めてもその後数時間も部屋の香りは消えません。
香りの強さは好みの問題だと思いますが、自宅なら弱で1~2時間の作動で十分だと思います。
強はオフィスなど広いスペースで使用する時に「いいんじゃないかなぁ」と思います。
アロモアのボトル扱い方とドロッパーのはずし方開け方は?
1.アロモアのボトルどれが合うの?
アロモアのボトルには常時アロモアの「ノズルキャップ」に合うボトルを用意しなければなりません。
説明書に書かれているように「生活の木のエッセンシャルオイル」の「30mlか10mlビン」が必要になります。
付属のボトル(30ml)も使えますが、これは「クリーニング・お手入れ用」としてとっておき、できれば「香り別にボトルを用意」するのが好ましいでしょう。
※香り別に「ノズルキャップ + ボトル」を用意すれば、別々にアロマの香りを楽しめます
じつは・・・アロモアに使えるアロマオイルは「生活の木」のほかに「無印良品のエッセンシャルオイル(精油)のボトルでも使用ができるのでは?」と考えていました。
この2社のボトルが適応するのなら、探すこともなく簡単に手に入ります。
でも・・・ためしてみましたが「無印良品のエッセンシャルオイルビンは使えません」でした。その他のメーカーのボトルは生活の木のボトル口径を参考に調べて探してください。
また、アロマオイルのボトルやビンだけを気にするあまり「品質や使用期限」も注意してください。
市販されているアロマオイルの中には「アロマオイルもどき」も多く、純粋なエッセンシャルオイル(精油)を使用しなければいけないアロモアには向きません。
2.アロマオイルボトルのドロッパー簡単なはずし方
アロモアを使う時にはアロマオイルのドロッパーを外さなければいけません。しかし、そのドロッパーが「なかなかはずし辛い」と感じている人も多いと思います。
ドロッパーは本来アロマオイルが「ドバッ」と出ないようにドロップするため(1滴ずつ出すため)に付いているものです。
そのドロッパーが簡単に外れるようでは、予期せず外れてしまった時に困ってしまいますよね。
なので「外れにくいというのが本来のドロッパー」だと思うのですがアロモアを使用する時には外す必要があります。
メーカーによってドロッパーの形も違うので「開けにくい物、開けやすいドロッパー」もありますが、無印良品のドロッパーのような薄くてアロマオイルが出てくるストローみたいになっている部分が短いものは開けにくいです。
私はピンセットを差し込んで少し浮かせてから手で開けています。
ボトルを横から見た時にアロマオイルが出る「おへそ」のところがでていて、この部分の先端が見えるタイプの物は、キャップに引っ掛けることができるので、キャップを斜めにして、ドロッパーに引っ掛けるようにすると開く物もあります。
これはアロモアを購入した時にセットになっていたインセントのボトルです。
キャップを外します。
キャップを斜めにしてドロッパーの縁に押し込み引っかけて引っ張りましょう。
少し力はいりますがドロッパーが外れます。
後者は手が汚れないので、私はまず後者を試してから無理ならピンセットで開けています。
生活の木のボトルは無印良品の物と同じような形ですが、少し厚みがあるのでキャップで引っ掛けて開けることができます。
※製品の規格・サイズが変更になる場合適応できないこともあります
生活の木のアロモアを口コミの評判で使ってみた評価は!
アロモアの口コミの評判や評価を見てみると、高評価な意見が多いことがわかります。
私も今回初めて使ってみてそれらの意見に「なるほど」と思うことや「そうかなぁ」と思うことなどがありました。
ここでは私なりの「使ってみた評価」の感想を交じえてアロモアのご紹介をします。
アロモアの評判「使い勝手と香り」の感想は
アロモアはエッセンシャルオイルの微粒子を空気で拡散させるので、水も熱も火も使いません。しかも生活の木のボトルならそのままスポット入れてしまえるので、とにかく使い方が簡単です。
口コミで多い「使い方が簡単」という評価はまさに納得です。
私は普段「超音波アロマディフューザー」を使用していますが、これは水を使用して、エッセンシャルオイルを数滴垂らして使うもの、数時間使うと水がなくなるため水やエッセンシャルオイルを足したり、使用後に残った水は捨てて中を拭いたりしないといけません。
慣れるとそこまで手間だとは思いませんが「アロモア」と比べるとかなり手間だと感じると思います。
そしてアロマディフューザーなので、やはり気になるのは香りについてですよね。
プライベートルームからリビングやオフィスなど広い空間でも充分に使っていただけると思います。
そして、エッセンシャルオイルを原液のまま使用するので、香りも濃く、ボトルから嗅いだままの香りがします。
私は今まで、超音波ディフューザー数機種、アロマランプ、アロマバスなどなど様々な物を使っていましたが、アロモアはどれよりもハイパワーで、香りの拡散力が強いです。
アロモアの評判で使ってみて「良かったところ!」評価
アロモアの良かったところは、「使い方の簡単さ」「お手入れのしやすさ」「香りの広がりの良さ」「作動音」という、ところです。
1.口コミの評判から見た「アロモアの使い方」の評価は
使いやすさは前章でもお話ししましたが「ノズルキャップ」を付けてそのまま本体へ入れたら電源ボタンを押すだけです。本当に簡単です。
お手入れについても2週に1度程度「無水エタノール」を入れて作動させればいいだけなので簡単ですね。※お手入れの仕方については次の章で説明します
2.口コミの評判から見た「アロモアの精油の香りと広がり」の感想は
香りの広がりについてですが、やはりエッセンシャルオイルを薄めたりしていないのでボトルからそのまま嗅いだような濃い香りがします。
私は普段超音波ディフューザーを使用していますが、同じ香りのエッセンシャルオイルを使っても香りの感じ方が全く違うという印象を持ちました。
超音波ディフューザーは水を使用してミストにして芳香するので、その分香りは薄くなります。
この辺は好みの問題になってしまいますが「濃い香りが好き」ならオイルディフューザーを「優しい香りが好き」なら超音波ディフューザーを選ぶと良いと思います。
3.口コミの評判から見た「アロモアの香りの持続」の感想は
「香りの持続時間」にもかなり差があると感じました。
超音波ディフューザーだと作動させている間は香りがしますが「止めて約1~2時間後」には部屋の香りも感じなくなります。
一方でアロモアは2時間運転させ止めたあと「約5時間後」でも香りを感じました。
部屋の広さや空調などによっても変わってくるでしょうが、使用した部屋は15畳くらいのリビングです。
このくらいの広さだったら1時間作動させて止めてもいいかもしれませんね。
オイルの節約になりますし、お部屋に合った間欠運転をマスターし心がければ良いですよ!長時間運転はダメですよ。
4.口コミ評判から見た「アロモアの音」の評価は
作動音については、口コミでも「うるさい」という意見と「静か」という意見があります。
作動中は「ブィーン」という音がしますが、私の感覚ではうるさいとは思いません。ただ、アロモアは数十秒おきに作動と休止を繰り返すので、それに合わせて音がしたり止んだりを繰り返します。
「ずっーと音」がしていたら気にならなくなるのかもしれませんが、この音がする時としない時を繰り返すというのが気になる人には「うるさい」と感じてしまうのかなと思います。
5.口コミ評判から見た「転倒安全の問題」の評価は
アロモアはエッセンシャルオイルのボトルにノズルキャップを取り付けてゆるみがないように適正に締め付けていれば機械本体が転倒しても、すぐに起こしてあげれば「オイルのこぼれ・漏れ」はありません。
超音波アロマディフューザーはタンクに水をためていますので「転倒注意」です。転倒時は必ず「水がこぼれる・漏れる」ことを認識し「置き場所」は考えないと事故やトラブルになるかもしれません。
6.口コミ評判から見た「電源コードの長さ」の感想
アロモアの電源コードの長さは、現在市販されて確認されているオイルディフューザー中でも一番長い「180㎝」もあり非常に便利です。
一見たいしたことない装備ですが、電源が離れているときやお使いになるとき意外と重宝します、気が付いていないポイントなのです。
アロモアの評判で使ってみて「気になるところ!」評価
アロモアの気になるところは「すぐに香りを変えられない」「お部屋に残った香りの問題」「ノズルキャップのチューブの長さ」「USB電源使用時の問題」という、ところです。
1.「すぐに香りを変えられない」口コミの評判で使ってみた評価
アロモアの気になるところは「香りを変えられない」ところです。
「香りを変えられない」という意味は、気分に合わせて「アロマの香りを変えられない」ことを指します。
これは絶対的にお気に入りの一つの香りしか使わないという人には関係のない話ですが、色々な香りをためしたい使いたい人にはちょっと面倒です。
「超音波アロマディフューザー」をお使いの方は、タンクの水を捨てて新しい水とエッセンシャルオイルを入れ替えるだけで「アロマの香りを変えられます」でも・・・
「アロモア」の場合、使用していた「オイルの香りを変えたいなぁ」と思ったら、ボトルを交換するだけではダメなのです。
ダメな理由としてボトルの先端についている「ノズルキャップ」に「残り香」がついているので、前のオイルの香りと混じってしまいます。だからお掃除をしなくてはなりません。
アロモアのお手入れには「目詰まり防止」と「香りを変える時」のことを目的としていますので、この場合ボトルを新しいオイルビンにしても「香りが残ったノズルキャップ」のお掃除をされたほうが好ましいでしょうね。
※お手入れの仕方は次の章でご紹介しています
そのため少し時間と手間がかかります。
「いちいち掃除が面倒」という人は別売りでノズルキャップのみも販売されているので、それを使えば香りを変えるたびにお掃除をする手間は省くこともできます。
お掃除が面倒だという人のため「唯一の対処法」で、しかも「いつでも手早く香りを変えられる」のでメリットとして超音波ディフューザーより優れています。
2.「お部屋に残った香りはどうする」口コミの評判で使ってみた感想
アロモアの芳香力はかなり強いので、別の香りを芳香するときにもきっと前の香りは残っています。相性の良い香りならいいですが、全く違った香りだと混じり合うと良くないですよね。
私は1日の内にも何回か香りを変えたいタイプなので、ちょっとこの辺が困ったなぁと思ったところです。
対処法として、窓を開けるか換気扇を作動し空気を循環させてリセットさせる方法など考えられます。
エアコンなどに付いた香りはさすがに「エアコンクリーニング」しなければリセットできません。
3.「ノズルキャップのチューブの長さ」口コミの評判で使ってみた評価
アロモアには生活の木か無印良品の「30mlと10mlボトル」が使用できます。
しかしこのボトルにノズルキャップを使用するにはノズルキャップのチューブの長さを調整しなければなりません。
30mlボトルは調整はいりませんが、10mlボトルの場合底が浅いのでチューブをカットしなければいけないのです。
そうなると、このノズルキャップはもはや30mlボトルには使用できなくなります。
10mlボトル専用のノズルキャップになってしまうので注意が必要です。
4.「USB電源使用時の問題」口コミの評判で使ってみた感想
PCや車のUSB電源を利用してアロモアを作動させる一見便利な機能をなのですが・・・
PCにおいては近くに置きアロモアを作動させると、アロマのオイルの種類によっては香りがきつく感じ「気持ち悪く」なる場合があるかもしれないのでご注意を、あくまでも個人差はあると考えます。
また車での使用でもUSB電源装備のある場合も同様で、使い方を工夫しなければ「芳香効果」よりも悪影響を受けることも想像できます。
さらに室内の温度の上昇と放置することによって故障の原因なども考えられます
いずれにしても「ご自身の判断による自己責任」で行ってくださいね。
オイルディフューザーのアロモアのお手入れはエタノールが良い?
使い方の簡単なアロモアですが、やはりお手入れも必要です。それほど手間のかかるものではないですが、目詰まりを防ぐためにも定期的に行いましょう。
お手入れの方法
お手入れをする時期は2週間に一度、または香りを変える時に行います。
お手入れには、芳香器専用クリーナーかエタノールを使用します。生活の木でも購入できますし、エタノールなら薬局でもドラッグストアでもお安く売っていますよ。
- 箱に入っていた空のボトルを使用します「10ml」程度入れてノズルキャップをします
- 本体にセットしたら「強モードで120分稼働」させます。
- 停止したらノズルキャップについた芳香器専用クリーナーかエタノールを拭き取っておしまい♪
専用のクリーナーかエタノールが必要というところは面倒ですが、お手入れ自体はきわめて簡単ですね。
意外と使える無水エタノール
私はお掃除には無水エタノールを使用しています。アロマをよく利用する人なら無水エタノールは使うことがあるので、お持ちの方も多いと思います。わざわざクリーナーを別で買う必要もなくていいですよね。
私が何に無水エタノールを使っているかというと、同じように超音波アロマディフューザーのお手入れだったり、あとはアロマスプレーを作ったり、アロマバスをする時に使ったりしています。
エッセンシャルオイルは水に溶けないので無水エタノールで希釈して使用しないといけないんですよね。
あとはアロマでなくても、お掃除にも使えます。
無水エタノールは水を含んでいないので、電気製品やコンセントなど水気があるとショートしたり錆びる可能性がある物や紙製品など水気があると性質が変わってしまう物の手入れに使えます。必ずコンセントは抜いてから行ってくださいね。
ディフューザーのお掃除以外にも幅広く利用できるので、持っておいてもいいかもしれませんよ。
まとめ
アロモアは使い方がとても簡単で、コンパクトなのに芳香力が強いディフューザーでした。
オイルディフューザーの購入を検討中の方にはオススメですよ。