超音波アロマ加湿器と超音波アロマディフューザーの違いを知りたい方必見です。
どちらも超音波でミストを発生させるタイプで、加湿器にアロマ機能が付いている場合と、ミストが出ているアロマディフューザーでは用途が全く違います。
超音波式アロマディフューザーを梅雨や夏場の時期に使って、湿気やカビが気になるという方は、水なしのアロマディフューザーを使用する手もありますよ!
加湿器用アロマとアロマディフューザーの違いでアロマミストを使い分け!
超音波式アロマディフューザーを購入しようとしているけれど、梅雨や夏の湿気の多い時期にミストが出るタイプのアロマディフューザーを購入すると部屋が湿気だらけになってカビが生えるかもしれない。と考えて、購入を躊躇している方も多いと思います。
加湿器用アロマとミストディフューザーってどう違うの?
超音波式アロマディフューザーは、ミストが出るけれど加湿器ではないので、部屋の湿気が増えてしまうということは無いんですよ!
超音波式アロマディフューザーと加湿器(加湿器付アロマディフューザー)の違いをご説明していきましょう。
参考サイト>>無印良品のアロマディフューザーは加湿効果もあるの?アロマミストディフューザーとは
現在、梅雨真っただ中です。外は当然雨で部屋の湿度も71%あります。
そこで、無印の超音波式アロマディフューザーを稼働させて湿度がどのように変化するかを確認してみました。
結果、71%となり湿度は変わることはありませんでした。
なぜミストが出ているのに、湿度が変わらなかったのでしょうか?
無印の超音波式アロマディフューザーのミストの噴射量は「一時間あたり約30ml/h」となっています。この程度のミスト量であれば、実験の結果、部屋の湿度が変わらないという事がわかりました。
逆を言えば、「1Kの狭い部屋でも、超音波式アロマディフューザーは加湿器の代わりにならない。」という事です。
年間を通してアロマを楽しみたい方や部屋の湿度が気になる方は、アロマ加湿器よりアロマディフューザーを選んでみてください。
アロマ加湿器とは
では、加湿器の加湿量はどのくらいあるのでしょうか。
我が家にある加湿器は、パナソニックのナノイーです。加湿量は約530ml/hとなっています。
では、どのように湿度が変化していくのか実験してみたいと思います。
加湿器を稼働しない時の湿度は71%です。
加湿器を稼働させた後の湿度は73%となりました。
部屋の湿度が増えましたね。
もし、冬場の乾燥したい時に加湿器としてアロマディフューザーを使用したいと思った場合は、加湿器付アロマディフューザーを購入するといいですね。
その時に、加湿能力が300ml/時間以上のものを目安に機械を選んでみてください。
加湿目的をメインに考えるなら同じミストの超音波でもアロマディフューザーより、アロマ加湿器をおすすめいたします。
ちなみに加湿器の「適用床面積」は日本電機工業会:JEMAで決められています。
ミスト量によって定格加湿能力別にご家庭での適応機種をこれにより目安として選ぶことができます。
参考サイト>>日本電機工業会の必要加湿量計算方法と規格化
アロマディフューザーの湿気でカビって生えるの?
上記で説明したように、アロマ機能をメインとした超音波式アロマディフューザーを使用した場合には、部屋の湿気が増えるという事はありません。
無印のアロマディフューザーは濡れるのか実験してみました!
梅雨のじめじめした時期に、超音波式アロマディフューザーを使用したからと言って湿気が増えるわけではないので、部屋はカビません。
でも「ミストが出ている以上機械の周りが濡れてしまい、そこからカビが生えるんじゃないの?」と疑問に思う方もいると思います。
実際に、機械の周りが濡れるのかどうか実験してみたいと思います。
アロマディフューザーを床に置いたら濡れないのか?
床の上に、直接超音波式アロマディフューザーを置いて稼働させました。
床と、ミスト噴射口の距離は約14㎝です。
窓を閉め切って、空気の流れが無い様にして3時間稼働させてみました。
空気の流れが無かったせいと、床とミストの距離が近かったせいか、床がほんのり湿っています。
水浸しになっているわけではありませんし、わざわざ拭かなくても自然乾燥で十分な感じもしますが、気になる方は気になりますよね。
では、これを解消させるためにはどうすればいいのでしょうか。
ミストで濡れる時の対処方法はこれ!
床と噴射口の距離を取れば、周りが濡れてしまうという問題は解消されます!
高い場所に置けば、ミストで床が濡れるという事はありません。
先ほどは実験のため、わざと空気の流れを作らないように3時間近くへ寄らず放置しました。
しかし、実際に超音波式アロマディフューザーを使用するときは人が近くにいると思います。人が少し動くだけでも空気が流れますよね。
窓を開けなくても、その程度の空気の流れがあるだけで機械の周りが濡れるという事はありません。
ミストの噴射口と床の位置の距離を取れば解消!
アロマディフューザーを夏場で使いたいけれど湿気が気になる人にはこれ!
実際に床が濡れなくても、湿度が変わらなくても「夏場にミストが出ている以上湿気を想像させるから嫌なの!」という方もいると思います。
超音波アロマディフューザーでも「やっぱり、湿気やカビが気になる」方にはどうする
夏場には、「ミスト機能が無い水なし」で使うことができるアロマオイルディフューザーを使用するといいですよ!
オイルディフューザーをおすすめします!
水を使わないで使用するアロマディフューザーの代表的なものとして、「オイルディフューザー」があります。
精油のみを使用するので香りが強く、精油(エッセンシャルオイル)本来の香りが部屋いっぱいに広がります。
当然、水を使わないのでミストは出ません。
私が使用している水なしのアロマディフューザーは、生活の木の「アロモア」です。
販売されている精油の瓶を、そのまま機械に差し込むだけなので使い勝手もよく重宝しています。
リードディフューザーもオススメします!
水なしのディフューザーとして、もう一つおすすめしたいのが「リードディフューザー」です。
私が使用しているリードディフューザーは、HIROMの「デスクアロマ」です。精油を15滴ほど本体の中に垂らして、木製のスティックを差し込みます。
スティックを通してほんのりとした香りが漂います。
ただし、香りの拡散力は強くないので、仕事中に机の上に置いて香りを楽しむ、トイレに置いて芳香剤代わりにするといった限定的な使い方をするといいでしょう。
ソリューションオイルとアロマオイルを間違って購入してしまった!
アロマディフューザー初心者さんによくありがちな間違いがあります。
それは、超音波式アロマディフューザーで使おうと思って、ソリューションオイルを購入してしまうという事です。
店舗によっては、機械の横に精油とソリューションオイルが並べて置いてあったりするので「超音波式アロマディフューザー+ソリューションオイル」と、間違って購入してしまうという事もあると思います。
超音波式アロマディフューザーには、精油しか使えません。ソリューションオイルは使えないのでご注意ください!
でも、間違って購入してしまったとはいえ、捨ててしまうのももったいないですよね。
そこで、ソリューションオイルに直接木製スティックを挿してリードディフューザーとして使いましょう!
リードディフューザーのラタンスティックは、楽天で探すと数百円で購入することができますよ。
CHECK!>>ラタンスティックを見るまとめ
いかがでしたか?
加湿器付アロマディフューザーと、ミストディフューザーの違いについてご説明しました。
湿気が気になるからと言って、超音波式アロマディフューザーを使いたくない方のために、水なしで使えるアロマディフューザーについてもご紹介しました。
実際は、ミストが出ていても部屋の湿度は変わらないので、自分が気に行ったアロマディフューザーを選ぶのが一番いいですね!(マギー)