リードディフューザーは誰でも簡単にためしてみたり、作ってみたりしてアロマの香りを楽しむことができます。
でも始めてみれば・・・
「オイルがたくさんあるのにイマイチ香りが強いのか弱いのか・・わからない」「自作したけど香りの効果がイメージしたほど匂わなかった」
など、はじめの方にはわからないことだらけです。
実際多くの方はこのギャップに戸惑いますし、比較や体験していないので困りますよね?
ここでは無印のリードディフューザーなど使って「特徴と使い方を知って対処法」を教えます。
リードディフューザーの香りは強いのか?弱いのか?
リードディフューザーはボトルに刺したリードがオイルを吸って芳香するという物です。
「香り」について検索してみると「香りが強い」という意見と「香りが弱い」という意見の両方があることがわかります。
香りが強いと感じるのも弱いと感じるのも使い方次第だと思いますが、ここでは私なりにリードディフューザーの香りについてまとめました。
香りが強いと感じるときには?
リードディフューザーを使用するときには、使用する部屋の広さに合わせて容量やリードの本数を加減することが大切です。
- 100mlボトルは6畳以下
- 200~500mlのボトルは6~8畳
- 500ml以上のボトルは10畳以上
メーカによっても差はありますが、大体これぐらいと思っていただけると良いと思います。
そして刺すリードスティックの本数も重要です。
本数を多くすればするほど、吸い上げる量が増えるので、芳香が強くなります。
リードは雑菌などの繁殖を考えると一度使った物の再利用は避けたいので、初めは3本くらいから様子を見て本数を増やして行くのがオススメです。
※アロマオイルの種類別で揮発速度(ノート)が違います、調整してください。
香りが強いと感じたときの対処法としては、「リードの本数を減らす」「リードを短くカットする」という方法があります。こうすることでリードが液を吸い上げる量を減らし、芳香を抑えることができます。
人気のリードディフューザーでご紹介すると
ボトルが直径63 × 高さ220mm。リードも長く約50cmあります。容量は430mlです。
かなり背が高く大きいですが、リードが長い分オイルを多く吸い上げるので芳香力も高いです。シンプルでオシャレなデザイン性と大きさからリビングに置いてもいいですね。トイレや玄関に置くなら小分けした方がいいでしょう。
続いてこちら
こちらは容量100mlのコンパクトなリードディフューザーです。トイレや玄関など狭い空間にオススメです。
香りが弱いと感じるときは?原因をチェックしよう!
香りが弱いと感じる場合にもまずは部屋の広さと容量の確認をしましょう。
- 広い部屋で容量の小さなリードディフューザーを使用していませんか?
- 空調に影響されている場合もあります。
窓を開けていると香りも外に出て行くので香りを感じにくくなります。 - 人の嗅覚は香りに慣れます。
初めは香りがしていたのにずっと部屋にいると香りを感じなくなったという場合には、その香りに慣れてしまったのかもしれません。一度外出してしばらくして帰ってくるとまた香りを感じるかもしれませんよ。
そして、次にチェックするべきことは「アロマオイルとのリードスティックの相性」を考えましょう。
リードスティックの種類と使い方をチェック
香りが弱いと感いてしまう原因として考えられるのは使用している「リードスティックの種類」によるものです。
素材が「竹や花」などの場合には吸い上げる力が弱いので芳香も弱くなる傾向があります。
リードスティックは何を使っているのか確認してみましょう。
そして「リードスティックの本数を増やす」と芳香する力も高くなるので、使い方を考えて増やしてみるのもいいでしょう。
リードディフューザーはどこに置くの置き場は!何と比べて強い弱いと感じるの?
1.リードディフューザーはどこに置くの置き場は!
リードディフューザーはどこに置くのがベストか、置き場所はどうするか考えてみました。
- 寝室
- トイレ
- 玄関
私は①寝室でも超音波ディフューザーを使用していました。対応床面積の小さい物を使用していましたが、やはり拡散力が強いので部屋に香りが充満するという印象です。
好きな香りなので不快に感じたことはないですが、リードディフューザーを使ってみて「ほのかな香り」の広がり方が寝室に向いていてすごくいいなあと思いました。
そして香りも水を使用しないので超音波ディフューザーより濃厚でリラックスできる感じがしました。
そして②トイレと③玄関ですが、どちらも狭い空間ですよね。それに電源が取りにくい場所でもあります。
まさに置くだけで芳香できるリードディフューザーにぴったりの空間です。「トイレや玄関なら専用の芳香剤があるしそっちの方がいいんじゃない?」と言われる人もいるでしょうが、個人的な感想として、リードディフューザーの香りの方が優しく自然で心地良いと思います。
2.リードディフューザーは何と比べて強い弱いと感じるの?
リードディフューザーは人によって「香りがする強い、弱い」と感じているようです。
香りの感じ方は人それぞれですが、私の場合、リードディフューザーは今回初めて使用し、今まで自宅では超音波ディフューザーを使用していました。
超音波ディフューザーは機械で水をミストにして香りを芳香するものなので、拡散力も高いです。そしてその都度アロマオイル(精油)も入れますし、入れる量によっても香りの濃さを調節できます。
リードディフューザーよりは香りの広がりが強いと感じます。
オイルディフューザーを使っているのなら、さらにもっと香りの広がりを感じますよね。
アロマオイルディフューザー > 超音波ディフューザー > リードディフューザー
機械を使っての芳香とリードディフューザーを比べてしまうと芳香が弱いと感じるのは仕方ないことだと思います。
それぞれの特徴を理解しておくことも大切ですね。
参考サイト>>アロマオイルディフューザー人気3選で使い方を徹底比較!
リードディフューザー無印良品の香りはどうなの?検証してみた
リードディフューザーは種類がとても多いですね。どれにしようか迷ってしまうと思いますが、オシャレなものほど高いというイメージもあります。
比較的手頃でインテリア性も高く人気なのが無印良品の物です。実際に試した香りの感想もご紹介します。
無印良品のリードディフューザーを使ってみた!いろんな種類と使い方
無印良品のリードディフューザーは「インテリアフレグランス」という名前で売られていました。
フレグランスオイルの種類はグリーン、リラックス、リフレッシュ、フルーティーの4種類。
オイル、スティック、磁器ホルダーのセットもありますし、それぞれ別売りもあります。
お店に行くと香りを確かめることもできるので、購入するときにはお店まで足を運んでみるのがオススメです。私はグリーンのセットにしました。
クラリセージ、ラバンジン、ゼラニウム、ライムを使用していています。
爽やかなグリーンの香りです。
実はお店に行くまではリラックスを買うつもりだったんですよ。ラベンダーとクラリセージのブレンドなので、きっとこの香りにするだろうなって。
でも実際に試してみると、ブレンドの香りは思っていたのと違って、グリーンの方が好きでした。
なので、ぜひ購入前には試した方が良いと思います。
箱の中身はこんな感じです。
ボトルの裏には注意書きと成分が書かれていました。
香料やイソパラフィンが入っていますね。ルームフレグランスとして香りをより芳香させるためでしょう。ディフューザーには使えないとはっきりと書かれていますし、アロマオイル(精油)とは別物ということですね。
使い方はとても簡単でした。
まずボトルのキャップを開けて、磁器ホルダーに入れます。
フタを乗せて
スティックを差し込みます。
完成です。
無印良品リードディフューザー香りの印象
ボトルのフタを開けると当たり前ですが、香りはしました。でも部屋に香りを広げている感じではなく「フタを開けたから香りがした」という印象です。
スティックを刺してすぐはやはりフタが開いているから香りがしているという感じ。
超音波ディフューザーだと電源を入れた瞬間から部屋に香りを広げているという印象を受けるので、やはり香り方も違います。
同じ部屋にいると香りに気付きにくくなってしまうので、玄関に置いて私は部屋へ。30分後に部屋を出てみると、香りが広がっていました。
玄関から5メートルくらいの廊下の端までしっかりと芳香されていましたよ。
爽やかなグリーンの香りは玄関や水周り、トイレなどにピッタリですね。
今日で4日目ですが、玄関を開けるたびに爽やかな香りでスッキリといい感じですが、オイルの量は60mlなのであまり広い部屋には向かないと思います。この商品を使って香りがいまいちしないという意見もありましたが、もしかしたら広いお部屋で使っていたのではないかなと思いました。
香りは1か月持続するそうです。
リードディフューザーを自作するときのポイントは?
無印良品のフレグランスオイルは比較的手頃ですが、リードディフューザーはお店で購入すると2~6か月の使用で4000円から高いものだと10000円を超えます。ちょっと手が出しづらいですよね。そんな人は「手作り」はどうでしょうか?
リードディフューザーはとても簡単にしかも安価で自作することができます。ポイントもまとめました。
リードディフューザーを自作するときには準備するものは?
作り方は色々あるのですが、1番よく利用されているのは「無水エタノール」と「アロマオイル(精油)」を使用したものです。
準備するものは無水エタノール、アロマオイル、リード、ボトルです。
費用は目安になりますが、無水エタノール500mlで1415円、竹串100本108円、アロマオイルとボトルは家にあったので0円です。無水エタノールと竹串はまだまだ残っているので、この費用で何回も作れます。
リードは竹串でも代用できますが、より芳香させたい場合にはラタンスティックがオススメです。ボトルは家にあるもので十分ですが、できれば口の狭い遮光瓶が良いようです。
私が今回使用したのは100均の竹串とガラスのキャンドルポットです。
自作する場合には香りの濃さも自分の好みに合わせてすれば良いのですが、一般的にはリードディフューザーとして部屋で使用する場合には無水エタノール:アロマオイルが9:1になるようにすると良いそうです。
キャンドルポットなので容量が小さいため無水エタノールは75mlしか入りませんでした。
アロマオイル(精油)を入れます。無水エタノール75mlならアロマオイルは8mlくらい入れてもいいのですが、今回は寝室(6畳)で使用したかったので香りは控えめにしたくて15滴(約0.75ml)にしました。
竹串で少し混ぜて、そのまま挿したままにします。
このままでもいいのですが、リボンやチャームを付けるとインテリア性が高くなりますよ。
リードディフューザーを自作し制作した感想とポイント
今回は6畳の狭い部屋だったので、この分量で充分香りがしました。寝室なので優しいほのかな香りが良かったですしね。
自作する良いところはこんな風に好みの香りの濃さに自由に調節できるところですよね。もちろんアロマオイルのブレンドもOKです。
私の気になっていたことは「無水エタノールの揮発性の高さ」です。無水エタノールってすぐ揮発して無くなってしまうんですよね。
今回75ml使用しましたが、なんと2日目の夜には無くなっていました。でも竹串が吸い上げているせいか、香りはまだほのかに持続している感じがしました。
ほのかに香りがすれば良い場合にはなくなるたびにすぐに補充する必要はないかもしれませんが、それなりに香りをさせたい場合には補充が必要ですね。
でもこんなにすぐに無くなってしまうのはなんとかならないかと思う人もいるでしょう。
そんな場合には「グリセリン」を入れることで無水エタノールの揮発性を遅らせることができます。
グリセリンは5ml程度で大丈夫ですよ。これだけでだいぶ違います。
あと香り付けはアロマオイルでなくてもOKです。お家に使わなくなった香水があればそれも利用できますし、ソリューションオイルでもいいですし、アロマオイル(香料入り)でもOKです。
香水やソリューションは香料が使われているのでアロマオイル(精油)を使用するよりもより香りが広がりやすいと思います。
自分の好きな香りで、好きな濃さにできる自作のリードディフューザーはとてもオススメです。ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
インテリア性が高くオシャレなリードディフューザー。簡単に自作ができるのもうれしいですね。