数ある超音波式アロマディフューザーの中でも高額商品なのが生活の木から販売されているアロマミストディフューザー「yun(ゆん)」ではないでしょうか。
わたしは今回この「yun(ゆん)」をためして使ってみて、さまざまなトラブルや疑問を感じ取扱説明書にのっていない使い方を発見しました。
取説にのっていない本当の使い方についてご紹介していきたいと思います。
また、価格が何でこんなに高いのかについても考察してみました。
そして、気になる音楽機能についてもお手入れの仕方も本音でレビューをしていきます!
生活の木のアロマディフューザー「yun」の真実の使い方!
こんにちは!
アロマリストのマギーです。
私のお友達でも最近アロマディフューザーに興味を持ち始めてくれたようで、アロマ仲間が増えて嬉しい限りです!
気軽に始められる超音波式アロマディフューザー、しかしその中でもかなり高級な部類に入るのが生活の木から販売されている「YUN」です。
そこで、今回はYUNを実際に使用している私の本音をレビューしていきたいと思います!
そして「使てみてわかった」ことですが取扱説明書と違うyunの動作でとまどい、生活の木のお客様センターに修理に出してはじめて「yunの取説にはない真実の使い方」もご紹介します。
生活の木のアロマディフューザー「yun」の使い方!
では早速使ってきますね!
その前に開封の儀。
ガラスカバーが入っていると言うことなので、がっちがちに梱包されています。
一人では取り出すことが不可能!
なので私は旦那さんと二人で取り出すことに!
私が外箱を抑え、旦那さんが中の箱を引っ張り出すという夫婦での共同作業がここで実現!
もし、お手伝いしてくれる家族がいない場合は、外箱をチョキチョキはさみで切って取り出すという力業しかないようなきがします・・・。
内容物を全て取り出したら、まずは水滴防止用内カバーと換気口用部品及び換気口を本体に取り付けます。
そしてACアダプターを本体に取り付けます。向かって左側がACアダプターの差し込み口です。
注水用カップを使って水道水を入れていきます。
カップ3杯で、満タン(水位表示線まで)入ります。水は、満タンにすると「250ml」入ります。
今回は、付属して入っていたラベンダーヒルのアロマオイルを使っていきたいと思います!
「1ml」なのでこんなにちっちゃい!
ドロッパーが付いていないので、付属のスポイトで吸い上げ落としていきます。
ガラスカバーをかぶせてリモコンでスイッチオン!
あ、ちなみにこの「黒い●がリモコンセンサー」になっています。
ここに向けてリモコンを操作しないと、どんなに近くても反応しないので、必ずこの黒丸めがけてリモコン操作をして下さいね!
リモコンの電源をオンにすると、すぐにミストが噴射され、同時に音楽が流れLEDライトが点灯します♪
「ガラスカバー」なので、ディフューザーの中でミストが循環しているのがよく見え優雅な気分!
LEDライトで霧が照らされているような素敵な風景が広がります。
LEDライトは、電源ONを押すと不規則にライトの色が変化します。
これは、無印のアロマディフューザーのようにプラスチック素材では見ることが出来ない光景で「YUN」ならではといったところではないでしょうか。
色が変るのが嫌で一色の色が良い!という人は、右下のライト調節ボタンを押すと「青色→ 水色→ 紫色→ 消灯」の順番で色が固定します。
ちょっともったいないな~と言う気がするんですが、水位センサーがとっても高い位置にあるんです。
この「黒い●の突起部分」を下回ると、水位センサーが反応して自動的に電源が自動的に停止してしまいます。
こんなにたっぷり水が残っているのに、もう動いてくれないんです。
また水とアロマオイルを追加して電源ONにすればもちろん稼働しますが、1日の終わりには残った水を捨てなくてはならないことに・・・。
捨ててしまわなければならない水の量は「100ml」でした。
つまり、250ml入るけれど実際には150mlしか使用できないということになります。
もったいないので翌日も使おうと思う方もいるかもしれませんが、水の中に雑菌が繁殖してしまいますので健康面を考えてももったいなくても捨てるようにしましょう。
生活の木の「yun」使ってみたら故障なのか?修理に出してみた騒動記
「yun」を使ってみて異変に気付いた?ことの始まりは
YUNを使っていると「おや??取扱説明書と違う動作をするぞ???」と感じた部分がいくつかありました。
初期不良の故障ではないかと思い、お客様サービス係に早速電話をすることに。
電話口での対応は「故障ですね。申し訳ありません、新品と交換するので送ってください。」とのことでした。
ちなみに、取扱説明と違い故障ではないかと感じた部分は以下の3点です。
- 稼働時間は、タイマーの1時間2時間3時間と連続運転と記載されているが、連続運転ができなく1時間で自然と切れてしまう。
- 水槽内の水位が一定の所まで下がると「設定時間内でも運転が自動的に停止します」と記載されているが、ミストは止まるが音楽とLEDライトは運転し続けたまま。
- 「本体運転中に、LEDライトを消灯する事は出来ません」と記載されているが、消灯できるし稼働し続ける。
このように取扱説明書と違う動作をするので修理に出してみたところ、驚きの回答をもらうこととなりました。
取説とは違う真実のYUNの使い方!生活の木お客様センターとのやり取りと感想
生活の木のお客様センターから帰ってきました。
まず、生活の木でも把握していなかった真実が今回判明したのです。
最初に結論から言うと「上記3点は正常な稼働運転であり故障ではない」と言うことです!
個別に説明していきますね!
1. 連続運転ができなく1時間で自然と切れてしまう。
稼働時間は、タイマーの1時間2時間3時間と連続運転と記載されているが、連続運転ができなく1時間で自然と切れてしまう。
この回答については、生活の木から製造元へ確認したところ「連続運転をした場合1時間で自動的に切れる仕様になっている。」とのことでした。
正直言って、タイマー設定以外での連続運転で1時間で切れるのなら・・それなら「連続運転ってなに?」なんのための「水位センサーなの?」と疑問に感じます。
また「3時間以上、水がなくなるまでタイマー関係なく長く使いたいための連続運転じゃないの?」と思いましたが、そのような仕様のようなので納得せざるを得ませんでした。
リモコンの「電源ボタンON」のみでyunを動かしたとき「1時間で連続運転が停止する」この現象は、長年アロマオイルディフューザーを使っていた私には違和感がありました。
「タイマーの1・2・3時間運転よりも短い連続運転ってなに?」と思う方もいるでしょうね。
ちなみに「タイマーの1Hボタンは必要がない」と思いました。連続運転をもっと長くしたいときは「電源ONを押した後に2H、3Hを押す必要」があります。
2. 水位センサーで自動停止する?ミストは止まるが音楽とLEDライトは運転し続けたまま。
これについては、取扱説明書が記載不十分とのことでした。
「水槽内の水位が一定の所まで下がると、タイマー設定時間内でも運転が停止します。」
但し「停止するのはミストを発生させる超音波装置のみで、その他の機能は停止しません。」という回答が返ってきました。
でもタイマー設定で切れるときは、「ミスト・音楽・LED」とすべての機能が停止します。
水位センサーが働いたときとタイマー設定時のときのyunの停止状態はことなり違います。完全に取扱説明書の記載不十分ということがわかりました。
3. 本体運転中にLED消灯できるできない?でも稼働し続ける
1番問題だったのがこれです。
生活の木の修理担当者も取扱説明書にこのように記載されているので、それを信じて疑っていなかったようです。
しかし、実際にLEDライトを消灯させても運転し続ける事実が判明しました。
これも取扱説明書の記載が間違っているということがわかりました。
生活の木のお客様センターとのやり取り後の感想
生活の木に修理を出すなら「納得いくまで根気よく説明し連絡」することで重い腰を上げてくれます(笑
ちなみに、コールセンターの担当は「いとうさん」って人でした!←この人の対応はよかったですけどね!
今回の3点の疑問点を生活の木消費者センターにぶつけたことで「勉強になりました、ご指摘ありがとうございました。これからの改善に役立てたいと思います。」と感謝される事態に!
いやいや・・・生活の木の「yun」が気に入って期待もし購入したんだから、取扱説明書くらいしっかり記載してよ・・・故障かとあわてました。
なので、このような3点の取扱説明書と違う症状が現れた場合は故障ではなく正常な動作です。
取扱説明書の記載が間違っているまたは不十分なのでご注意ください!
※2017年8月現在の取扱説明書です。
生活の木「yun」の機能と商品仕様を正しく修正し「まとめ」ました
表内の「赤太文字」の項目が正しく修正した箇所です。
項 目 | おもな仕様 |
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商品名 型式番号 |
生活の木 アロマディフューザー「YUN」 |
ディフューザー方式 | 超音波振動方式 |
サイズ | 直径217㎜ 高さ155㎜ |
重 量 | 1180g (本体とガラスカバーのみ) |
適用床面積 | 約6~10畳 ※加湿適用床面積ではアリません。 |
1時間のミスト量 | 約70±10 ml/h |
タンク容量 | 約250ml |
連続運転時間 | 電源ONで連続運転(ミスト+音楽+LEDライト)始まります 時間は取説に「記載なし」➡「連続運転は1時間」ですべて停止します |
タイマー | 3段階(180/120/60分)切タイマー ➡すべて停止(ミスト+音楽+LEDライト) |
1時間あたりの電気代 | 約0.4円(消費電力:15w) |
電 源 | ・ACアダプター(USBは未対応):180㎝ ・オーディオケーブル:105㎝ |
その他 |
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生活の木の「yun」お手入れ方法と掃除の仕方は?リモコンのメンテナンスも!
非常に高価なアロマミストディフューザーYUNですので、メンテナンスをしっかりして長く使っていきたいですよね!
では、掃除の仕方をご説明していきたいと思います!
アロマディフューザー「yun(ゆん)」の掃除方法!お手入れの仕方
まずは、アロマディフューザー内に残った水を捨てましょう。
この時に、換気口やアダプター差し込み口そしてスピーカーに水が入らないようにして下さい!
水が入ると故障の原因になります。
水を捨てるちょうど良い目印があるんです!
それは「リモコンセンサー部分の黒い●」
この位置から水を捨てると覚えておくと上記で示した場所に水が入ることなく捨てられます!
水滴防止用内カバーと換気口用部品を取り外し、ざっと水洗いします。
そして、少量の中性洗剤(台所の洗剤)を含ませた布でディフューザーの中を拭き取ります。
その後、付属のブラシで超音波振動部をきれいにし、水を含ませた布で洗剤をきれいに取り除きます。
もし、汚れがこびりついてしまいブラシだけでは取る事ができなくなってしまった場合は、無水エタノールを使いましょう。
無水エタノールを綿棒に含ませ、こびりついた汚れをこするときれいに取り除くことが出来ますよ!
生活の木「yun(ゆん)」のリモコンメンテナンスはどうしてる?
生活の木のディフューザーyun(ゆん)はデザインの関係上、本体にはいっさい操作盤がなくて、リモコンからしかコントロールできません。
つまり、リモコンをなくしたり、壊したりすると操作ができないのです。
したがって日ごろからのメンテナンスは覚えておきたいですね。動かない故障かなと思ったら「まずは電池交換」してみましょう。
リモコンの「裏側」はこんな感じです。
電池交換でカバーを外すには、マイナスの溝に「十円玉」をつかって回せば簡単に外せます。
電池は見慣れないかもしれませんがボタン電池です。
「CR2032」のボタン電池は比較的どこでも売っていますので探しやすいと思います。
差し替えて交換出来たらフタをしてためしてみてください。
「動かないな?故障かな?」っと思ったら最初にやるべき確認方法とメンテナンスの仕方でした。
生活の木「yun」なんで価格が高いの、なんで?
お友達も購入して使っている無印の超音波アロマディフューザー11SSは、4,900円とアロマディフューザー初体験手の女性が出やすいお値段ですよね。
しかし、アロマミストディフューザー「yun」は税抜き28,500円、税込みだと30,780円と超高価!正直言って、手を出すのに勇気がいるお値段ですよね。
もし購入して気に入らなかったら・・・と考えると手を出すのに躊躇してしまいます。
生活の木「yun」アロマディフューザーが高いのはなんで?
取扱説明書の不備はとりあえずおいといて、なんで他の超音波式アロマディフューザーよりも高いの?と思いますよね。
無印の超音波式アロマディフューザーの約6倍ものお値段がします。
なぜこんなに高いのかを考察してみました。
1. 生活の木「yun」の内容物と付属品を検討
- ディフューザー本体
- ガラスカバー
- 水滴防止用内カバー
- 換気口用部品及び換気口
- リモートコントローラー
- ACアダプター
- 注水用カップ
- オーディオ用ケーブル
- クリーニングブラシ
- 取扱説明書
- アロマオイル及びスポイト
思っていたより内容物や付属品が多く驚きました。
そして天然木やガラスなどの素材を使っていること、また付属品の多さでも市販されているアロマディフューザーの中で比較すると、やはり「価格は高い」のは仕方がないと感じました
2. 生活の木の「yun(ゆん)」の価格が高い理由。なんで?
高い理由その1:ガラス、天然木が使用されているから!
YUNは、天然素材である木材とガラスが使用されています。
他のアロマディフューザーは、プラスチック素材のものが多く、実際に質感が違いますつまり素材自体が高価だと言うことです。
高い理由その2:リモコン操作だから!
通常、アロマディフューザー本体に動作部分が付いています。
しかし、YUNはリモコン操作となっています。離れた場所からでも操作できるのは利点ですね!
しかし、リモコンがなくなると操作ができなくなってしまいます。再購入する場合、4,000円かかりますのでご注意ください!
高い理由その3:多くのLEDが内蔵されている!
他の超音波式アロマディフューザーでも、LEDライトが内蔵されているものは多くあります。
しかし、ライトは1つの場合がほとんどなんです。
YUNはなんと4つもLEDライトが内蔵されているんです!
他の超音波式アロマディフューザーに比べて4倍ものLEDライトが内蔵されているんですね。
高い理由その4:音楽機能搭載に音楽プレーヤー接続可能!
YUNの最大のこだわりと言っても過言ではないでしょうか。音楽機能付きアロマディフューザーといったらYUN(ゆん)!
他のアロマディフューザーの機能にはないオリジナル機能がこの音楽機能で、外部プレーヤーとも接続可能でスマホからもOKなんです!
音楽機能付きアロマミストディフューザーyun(ゆん)って実際どおなの?
音楽機能付きアロマミストディフューザーyun(ゆん)生活の木電気式芳香器!
では、音楽機能の使いか方をご紹介していきたいと思います!
まず、電源ONを押すと「ミスト、LEDライト、そして内蔵されている音楽」が流れてきます。
音楽を消したい場合は、右上の「MERODY ON/OFFボタン ※①」を押すと音楽を消すことが出来ます。
「VORUME+、VORUME-ボタン ※②」もあるので音楽の音量を調節可能です。
内蔵された音楽だけでなく、お手持ちの音楽プレーヤーやスマホにダウンロードした音楽をオーディオ用ケーブルと本体を接続することで、その他の音楽を聴くことが出来ますよ!
生活の木のアロマの音楽機能って必要?
正直言って、私の生活は「NOミュージックYESライフ」なんです。
つまり、普段音楽を聴く習慣が全くない!!
四六時中テレビを見ているかYouTubeを流しているので、音楽が無用の産物なんです。せっかくの音楽機能が台無しに!!
ちょっと発想を変えて、普段スマホで見ているYouTubeをYUNに繋げて見てみることにしました。
すると、スマホから聞こえる音とYUNから聞こえる音の迫力が違うんです!
音に迫力があるというか、鮮明に聞こえるというか。
いつも見ているYouTubeの面白動画がいつもより臨場感あって面白さ倍増!
音楽を聴かない人でも、スマホと繋げてYouTubeを見てみるという手もありますよ!
そして、内蔵されているのは「ヒーリングミュージック。」
12分再生後、4~5分停止の繰り返しで音楽が流れます。
電源を入れると同時に音楽が流れるんですが、初めて流れたときの子供の反応が面白かったのでシェアしたいと思います!
実はYUNが届いたのはおじいちゃんの3回忌の法要が済んだ翌日のことでした。
YUNをいそいそと開け電源オン!!
流れてきた音は「ゴーン・・・ゴーン・・・」荘厳な鐘の音です。
子供が「あ!ナムナム!!」とYUNに向かって手を合わせるではありませんか!
そうなんです。
お寺で和尚さんがならしている大きなリンの音にそっくりだったんです!
手を合わせた姿を見て思わず大爆笑!
続けてお経が流れてくるんじゃないかと心配しましたが、鐘の音の後は無事ヒーリング音楽に突入してホッと一安心しました。
まとめ
いかがでしたか?
音楽機能付きアロマミストディフューザーYUNについて本音でレビューしました。
取扱説明書にはない本当の使い方をシェア出来たかと思います!
正直言って高い部類の超音波式アロマディフューザーですが、それに見合った機能ではないかと感じました。
見た目も高級感あるので、これ一つお部屋に置いてあるだけでとってもファビュラスなお部屋作りに一役買うこと間違いなしですね!